会話集/18章A サカの掟

Contents


ワールドマップ

元エトルリアの西方三島総督アルカルドを
たおしたロイたちは
いよいよ サカの大草原へと兵を進める
だが サカは ベルンの侵攻以来
ベルンと それに従うジュテ族などに
逆らった部族は ほぼ滅ぼされており
ベルンに敗れたクトラ族の族長で
サカでも最高の勇者と言われる
『灰色の狼』ダヤンたちが
ゲリラ的な抵抗をしているものの
ほぼ親ベルンの勢力と
なっていると言えた
ロイたちが 大草原のなかばに
さしかかったとき
今や草原最大の部族となった
ジュテ族が 草原独特の戦い方をもって
ロイたちの行く手に
立ちふさがる

オープニング

フォーカス・モンケ
【兵士】(左)
エトルリア軍が
西方にあらわれました
【モンケ】(右)
うむ 手はずどおり
われらの陣地内に さそいこむのだ
われらの恐ろしさ
思い知らせてくれよう
他の部族に知らせは出したのか?
【兵士】
はい
ベルンと親しくする わがジュテ族への
反発は根強いものがありますが
エトルリアの侵略には立ち向かわねば と
かけつけるものが かなりいるようです
【モンケ】
そうか・・・今回は あの『灰色の狼』との
戦いと比べると ずいぶん楽だな
なにしろ 敵は「侵略」軍なのだからな
【兵士】
侵略してくるものには
団結して戦う・・・
【モンケ】
そう それが『サカの掟』だ
『灰色の狼』ダヤンのクトラ族との戦いは
部族どうしの戦いと見られ
誰も手を出さなかった
【兵士】
ですが その実は われわれは
ベルン軍の後ろだてを得て・・・
【モンケ】
そういうことだ
もっとも その結果 ベルンが
今のサカを かげで支配している事に
反感を持っているものも
少なくないのだがな
【兵士】
そうですね
今 ゲリラのように ベルンやわれらと戦う
『灰色の狼』ダヤンに同情し かくまう
部族や勢力も多いと聞きます
【モンケ】
あやつも 部族がほろぼされたのだから
素直にわれらに従えばよいのだ
ベルンに正面から戦ったものの末路を
知らぬわけではあるまい
【兵士】
大都市ブルガルなど ベルンに逆らったため
攻撃され 完全に征服されましたからな
【モンケ】
これからは わがジュテ族のように
強いものの間で うまく立ち回った者が勝つ
そのためには 古くさい『サカの掟』を
せいぜい利用させてもらうさ
フォーカス・ロイ
【ロイ】(右)
ギネヴィア姫・・・
これから ぼくたちの軍は
ベルンへと近づいていきます
【ギネヴィア】(左)
・・・はい
【ロイ】
それにしたがい ベルンの兵と戦う機会も
増えてきています
いずれは ベルン王国の軍と
本格的な戦いになるでしょう
【ギネヴィア】
・・・・・・
【ロイ】
その前に 姫に
おたずねしたいことがあります
【ギネヴィア】
なんでしょうか?
【ロイ】
先日 人から聞いた事なのですが

ゼフィール王は ベルン先王・・・実の父を
手にかけて 王位を手にしたと・・・
ギネヴィアが後ろへ下がる
【ギネヴィア】
!!
【ロイ】
ぼくには その話が事実だとは
思えませんでした
だって そうでしょう!
ギネヴィア姫は
ご自分の国をすてる覚悟までして
止めようとなさったのだから
もし ゼフィール王が 話どおりの
残忍な男だというのなら
姫は そこまでしようと
考えるはずがないでしょう?
【ギネヴィア】
・・・・・・
【ロイ】
ぼくが あなたから

『ファイアーエムブレム』を
おあずかりしたのは
ベルンと ただ 戦うためではなく

姫の望まれた 「和平の道」を
最後までさがせないかと考えたからです
【ギネヴィア】
ロイ様・・・
【ロイ】
ですから どうか 姫の口から
真実を聞かせていただけませんか?
【ギネヴィア】
ごめんなさい・・・
時間を・・・すこしだけ時間をください
ギネヴィアが消え、ロイが前へ進む
【ロイ】
! ギネヴィア姫!!

モンケ初戦時

【モンケ】(左)
そうだ・・・それでいい
もっと近づいてこい

お前たちの血で
われらが陣を染めぬいてくれよう
対スー
【モンケ】(左)
おまえは
クトラ族ダヤンの孫娘・・・
【スー】(左)
・・・・・・
対シン
【モンケ】(左)
・・・クトラ族の生き残りか?
【シン】(左)
モンケ!
わが部族のうらみ思い知れ!

モンケ撃破時

【モンケ】(左)
かっ・・・は
よ 読みちがえた・・・

まさか・・・
これほどとは・・・

制圧後

【マリナス】(左)
なかなか
手ごわい相手でしたな
【ロイ】(右)
でも これで
サカ族最大の敵はたたいたはずだ
残存勢力が気がかりだけど・・・
【マリナス】
どうやら
集結して反撃の機をうかがっているようですぞ
【ロイ】
集まろうとしている場所が分かるかな?
【マリナス】
偵察を出しておりますが
そろそろ 帰ってきていますかな
少し 見てまいります
マリナスが消え、ギネヴィアが現れる
【ギネヴィア】(最左)
・・・ロイ様
【ロイ】
ギネヴィア姫
どうなされたのです?
ギネヴィアが前へ進む
【ギネヴィア】
話を・・・話を聞いていただけますか
兄についての
【ロイ】
!!
・・・よろしいのですか?
【ギネヴィア】
ええ・・・やはり ベルンにはいる前に
知っておいていただきたいのです
ベルン王家におこった
いまわしい出来事を

・・・先日 兄が
ベルン国王ゼフィールが
父先王を手にかけたのかどうかを
おたずねになりましたね
【ロイ】
はい・・・
【ギネヴィア】
結論から申し上げれば
・・・事実です
【ロイ】
! では 本当に ゼフィール王は
王位をねらって 実の父を・・・
ギネヴィアが前へ進む
【ギネヴィア】
それはちがいます!
【ロイ】
ちがう? 王位のために
先王を暗殺したのではないのですか?
【ギネヴィア】
ちがうのです・・・先に
暗殺をはかったのは・・・父のほうなんです
【ロイ】
えっ!
で では ゼフィール王は・・・
【ギネヴィア】
暴虐なふるまいにたまりかね
父を・・・父を 自らの手で・・・
【ロイ】
それは 一体・・・
マリナスが現れる
【マリナス】(最左)
・・・ロイ様 敵軍の
集結している場所が分かりましたぞ!
ん? どうなされました?
お二人とも
【ギネヴィア】
いえ・・・その・・・
また いずれ・・・
ギネヴィアが消える
【マリナス】
・・・もしかして 今 ここに来たのは
まずかったのですかな?
【ロイ】
いや そんなことはないよ
それより 敵軍の集結場所って?
マリナスが前へ進む
【マリナス】
はい ブルガルという都市です
【ロイ】
ブルガル・・・
聞いたことがあるね
【マリナス】
もともと
サカ一の大都市ですからな
ベルンに 一度 攻撃を受けて
つぶされましたが
【ロイ】
そうなのか・・・
わかった すぐに向かおう
マリナスが消える
【ロイ】
しかし ベルンの先王は
実の息子を なぜ・・・

民家(上の右側)

【村人】
陣の中に 敵がいるかぎり
全部族で攻撃をつづける・・・
それが
サカのおきて

民家(上の左側)

【村人】
城を囲むように おのおのの部族が
陣をはり 侵入者を迎えうつ・・・
それが
サカのおきて

民家(左の上側)

【村人】
侵略者には すべての部族が
団結して立ち向かう・・・
それが
サカのおきて

民家(左の下側)

【村人】
毎日かかさず 大地と星々に
いのりをささげる・・・
それが
サカのおきて